2024.8.10土
「秀吉の墓は行ったか?」
と、歴史に詳しい知り合いの方から事あるごとに言われていたので、ハイキングを兼ねて行ってきました。
豊国廟(ほうこくびょう)。
1598年(慶長3年)に63歳で亡くなられた豊臣秀吉のお墓とのこと。

豊国廟の境内のなかにある駐車場は1日500円と安いためか、まだ午前中早い時間なのにほぼいっぱいでした。
奥に見えるこんもりとした山が阿弥陀ヶ峰で、この頂上にお墓があるはずです。

登り口で100円を納めます。足元のお酒などはお供えでしょうか。石段を見上げれば、わかる気がします。

なかなかの景色です。そもそもひとつの山をお墓にするとは、秀吉様はさすがです。
「登るんですか?往復で30分くらいかかりますよ」
この廟を管理する方が声をかけてくれました。
石段はWikiによれば563段もあるといいます。この日登る人は僕以外にいなかったかもしれません。
そもそも駐車場を埋め尽くした人たちはどこへ行ったのでしょう?てっきりみんな拝みに登るのかと思いましたが…。
管理人さんいわく、普段訪れる人は少ないとのこと。それでも8月18日の秀吉公の命日にはふもとの豊国神社(とよくにじんじゃ)で例祭が行われるので、その日あたりは人も多くなるそう。
一週間後ではあったのですが、ちょうど出張の日なのであいにく行けず、残念でした。
ともかく登り始めます。
真夏にわざわざ登るより涼しい時季がよかったかもしれません。風もないので一気に汗が噴き出します。

中腹にたどり着きました。ただ、唐門を通してまだまだ石段が続くのが見えます。しばし休憩。セミの声は鳴り響いていましたが、静かです。

唐門には豊臣家の家紋「五七桐(ごしちきり)」が見事に彫られていました。

あとひとふんばりです。山登りは割と経験していますが、石段が一番こたえます。
ここの石段は時代劇などの撮影で多く活躍しているらしく、特に大河ドラマ「秀吉」のオープニングの子役(日吉丸役)が駆け上がるシーンが有名です。

着きました!
巨大な五輪塔がまばゆいばかりの陽に照らされていました。
ともかく手を合わせて、「これからもこの国をお守りください」と祈りました。

豊国廟は豊国社(神社)とともに徳川の時代250年以上も放置されて荒れ果てていましたが、明治時代に再興されています。
その際、五輪塔とすることに異を唱えた人もいたとか。確かに五輪塔は仏式なので、大明神たる秀吉公を仏式で祀るのはおかしいと。しかし東照宮にも仏塔である五重塔があるしほかにも例があるとして聞き入れられなかったそう。

周りは石の灯籠が左右にあっただけで、ほかには特になさそうでした。

頂上からの眺めもいいです。ほんとうは清水寺が見えるようですが、気づきませんでした。
写真ではたまたま右下の方に八坂の塔(五重塔)が写っていました。

このあと、阿弥陀ヶ峰の北側の路なき路を降りて京都一周トレイルのコースに入り、稲荷山の方へ向かいました。


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