京都国立博物館で開催されている「雪舟伝説」に行ってきました。
ちなみに、パンフレットには「雪舟展ではありません」と大きく書かれていて、雪舟の作品のほかにその後のさまざまな有名画家たちがいかに雪舟を受容してきたかをも明らかにしていくような構成となっておりました。
巡回なしの京博限定の開催で、前期後期と若干作品を分けているようで、僕は前期の最終日となる5月6日に行くことになりました。
雪舟の作品には6つの国宝がありますが、それらすべてが展示されているので、それだけでも見ごたえがありそうです。
さほど知識をもっていたわけではありません。
ただ、雪舟の特徴として、輪郭が太くはっきりしているなぁとは思っておりました。
でも今回間近に見て、いかに精細で、多くの工夫を凝らしたものであるかがわかったような気がします。
しかもなにかの意味を託したかのような謎がちりばめられているようにも思えます。
雪舟の絵は、なにがいいというのを表現するのは難しいのですが、見ていて飽きないし面白いと思いました。
狩野派の名だたる絵師が模写したものも並んで展示してありますが、見比べるとやはり模写のほうはきれいではあるもののなにかが抜け落ちている感じがして、本物に比べるとどうしても見劣りしてしまうように感じました。
雪舟の作品とされるものには「伝雪舟」とかいうのもあって、つまりは後世に雪舟の作品とされたものも多数あるようです。
その見分け方は難しいというのがわかりますが、なんというか、僕なりに見分け方を見出せた感じがして、それはとてもバカげたことではあるのですが、ちょっとした興奮状態で見ていてある程度確信に近いものを持てた気がするので、ちょっとここで言いたいと思います。
それというのは、雪舟の作品の自然を描いた部分、岩や木などの形には、人やなにかの顔を思わせる部分がふんだんにあるということです。
え? ばかばかしいですか?
それともそんなことはすでに指摘されていることだったりして…。
ともかく、ちょっと見てみてほしいのです。
冒頭の絵は雪舟の四季山水図(確か屏風になっているもの)の一部を僕がマネして描いたものですが、まず目に入ってくるのは、三重に連なった大きな岩だと思います。
この岩3つとも、なんか顔に見えませんでしょうか?
3人そろって遠くを眺めているような感じ。
雪舟の岩には必ず鼻らしいでっぱりがあって、その下は顎らしい線、上には髪の毛を表現したような部分的な木々があります。

これ? わざとじゃないですかね?
ーつづくー


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