小塩山(おしおやま) 淳和天皇陵~金蔵寺~大原野神社 -京都 西京区-

2025.3.8

山名  小塩山(おしおやま) ※別名:大原山
標高  642m
所在  京都府京都市西京区 *京都西山連峰

●小塩山や周辺の小塩町の名前の由来は、かつてその辺りで岩塩が出たからという説がありましたが、近年の説では、もともと「小入(おじお)」で、「入」は入込んだ地勢を指し、「入」が同音の「塩」になったともいわれています。
●頂上付近はカタクリの自生地があり、3月末から4月にかけて公開されるため、登山客もその頃に集中しているようです。
●ほかに淳和天皇陵、中腹に金蔵寺、麓には大原野神社勝持寺(花の寺)などがあります。
●頂上まで舗装路が通っていて、頂上付近にはNHK小塩山無人放送所やFM局、そのほかNTT等の中継局が多く建てられています。
京都府歴史的自然環境保全地域に指定されており、「モミ林」があります。(立札より)

小塩山 頂上付近に淳和(じゅんな)天皇陵がある。

淳和天皇は第53代天皇父は桓武天皇です。

55歳で崩御されましたが、遺言で「遺骸は荼毘に附し、粉骨してこれを小塩山頂に散ぜよ」とされていたため、そのとおりにされました。山に散骨されたという天皇は淳名天皇ただひとりだそうです。

山稜も築くことすら固く禁じられていたそうで、小石で築かれた円塚が五つほどあったのみだったといいます。

おそらく国を案じて陵に多額の国費を投じることを許さなかったのだとされています。

御陵へ続く道はとても静かでした。

現在の御陵は幕末に整備されたものとのことです。

正式には大原野西嶺上陵(おおはらのにしのみねのうへのみささぎ)と呼びます。

ちなみに淳名天皇の淳和は追号(崩御ののちにおくられた称号)で、譲位後に移られた淳和院(じゅんないん)から採られたとのことです。

おもわず手を合わせました。

これからも国の行く末をお見守りください、と。

小塩山 金蔵寺(こんぞうじ)周辺にはモミ林がある

金蔵寺へと降りていくうちにモミの木が目に入りました。
僕はモミの木が好きなので、これだけは樹皮を見てすぐわかります。
でもモミの木ってもっと高いところにあるのでは?などと思っていると、立札がありました。

地域内のモミ林は、その構成種にツガを欠くことから、シキミ-モミ群集典型亜群集と考えられています。このモミ林では、高木層にモミ、ウラジロガシ、アラカシ、シラカシ、ヒノキ、コナラ、スギなどが出現し、変化に富んだ構成となっています。(後略)
 「緑と文化の基金」(京都府)より

確かにいろいろな木が混在していてその案内札もあるので豊かな森という感じでした。ほかにもウラジロガシとかシラカシもあったと思います。

ほどなく金蔵寺の愛宕大権現に着きました。山火事が起きないようお祈り。

金蔵寺本堂では、なにやらお経を唱える声が響いておりました。参拝客はほかになく、この日はこのまま通り過ぎて、舗装路をひたすら進み、大原野神社へ戻ってきました。

無事下山できたことを感謝しました。

みたらし団子を食べていると、ちかくに大きな鳥が。

アオサギさんでしょうか。

自然豊かでいい感じです。

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